ブランコ靴飛ばし
もくじ
懐かしい遊び
事務・受付担当の「さいたまあちゃん」です。
前回は、タイムマシンの実現性ついて解説しました。
今回は、その続きを解説したいと思いましたが、内容をまとめるのに時間がかかりそうなので、全く別の話題にしようと思います。
皆さんはこんな遊びを子供の頃にしたことはないでしょうか?
それは「ブランコ靴飛ばし」です。
やり方は、ブランコに乗りながら片方の靴をキックで飛ばし、誰が一番遠くまで飛ばせたかを競う遊びです。
遠くへ飛ばすコツの発見
この遊びの勝者になるには、靴を投げるタイミングが重要であることは誰でも思いつきますので、それ以外は足の筋肉の強さで全てが決まりそうな気がしますよね?
実際、これは1つのポイントに違いないです。 当時、私は運動が苦手で筋力が平均より劣っていたので、初めの頃は勝つことはできませんでした。
しかし、あるコツをつかんでからは数人で行っても一番遠くまで飛ばせる回数が多くなり、友達を驚かせた思い出があります。
このコツは遊びの体験の中で閃いた事を実行に移した結果でした。
その閃は、既存の重要な技術
ブランコが後ろの揺れの最高地点から、振り子の様に落下する時に、「ふわー」と軽くなります。 自由落下で味わう無重力体感ほどではないですが、それと同じものです。
この時に、私はリラックス状態に誘導されて、その後、ブランコのスピードが速くなる地点とタイミングを合わせつつ、腰のひねりの力を時間差で(足を鞭のようにしならせるイメージで)足のつま先まで伝える事と、飛ばす直前にリラックスから一気に緊張状態へ移行させることにより、大きな力を靴に伝えることが出来たという大発見でした。
当時は、自分のオリジナルな発見だと得意げになったものでしたが、後になって、卓球やテニスなどのラケットの振り方や、中国武術に(またはあらゆるスポーツや武道に)当たり前のように使われている技術であることを知りました。
当講座のカリキュラムでも、リラックスを重要視していて、かつ、1つ1つの骨関節や筋肉の動きを感じ取って時間差(五月雨式に)で順番に動かしていく能力が「気」を滞りなく循環させる上でも重要であるという事を常日頃から先生に教えていただきました。
補足として、
これが出来ないと、下記のような結果となります。
1)緊張→筋肉の動きにブレーキをかける→力を最大限に生かせない→力のロス
2)関節や筋肉を1つ1つ意識できない→力の伝達がうまくいかない&上乗せできない→部分的な力に限定されてしまう→力のロス
3)緊張した部分あり→気の通りが滞る→気のロス
アニメ鬼滅の刃の第三期でも
主人公の竈門炭治郎が、走馬灯で同士の我妻善逸の雷の呼吸のコツを思い出す時にも、「筋肉の繊維1本1本にも意識を向ける事により、より大きな力を発揮できる」という解説の後、稲妻のように加速して敵に追いつくシーンがありましたが、それを物語に取り入れた原作者は凄いなと思ったと同時に、そのネタをどこから仕入れたのか気になりました。(ひょっとして下記にもつながるのかも?)
閃きは、最初の発見者になりにくい?
あることを自分が最初に発見したと、有頂天になったとしても、それは世界のどこかで既に発見されているか、この瞬間に同時に発見されている可能性が高く、特許を申請する場合は特に時間との勝負になります。
以前、天文学解説シリーズでも、宇宙の膨張の発見者が実は2人いたのを後に気づき、法則名を改名したというのを解説しました。(ハッブル-ルメートルの法則)
これは、深層心理学に良く例えられます。 人が意識している部分は氷山の一角であり、無意識の領域が水面下に存在していて、さらに無意識は「個人的無意識」とさらに深い所の「集団的無意識」に分かれます。
この集団的無意識部分が、世界中の意識とつながっているという事から、誰かの発見が他の人の発見と同調する可能性が高くなりやすいというものです。
心理学でありながら、スピリチュアルにもつながっていくのは、実に興味深く不思議ですね。
最後に付け加えると、閃きや超能力はこの無意識部分の情報を取り出す行為であり、それには入静という深いリラックス状態=瞑想状態と関係します。
ここでもリラックスは重要であるという事です。
これらは当講座で学ぶことが出来ます。
ちえぞうさんの「リラックス講座」(オンライン開催)や、「ひこゆる」&「陳式太極拳・老架式」(彦根で対面開催)など。
なんまるさんの講座と合わせてご利用ください。