力を入れない方がうまくいく?:動かない腕のワーク
ついつい力が入っちゃう~、そんな経験をしている方は多いですよね。なんなら、「力を入れないとできない」と思っているかもしれません。
「えっ?何言っているのか分かりません」と思ったあなた、ぜひ、こちらの記事を読んでみてください。
力を入れない方が、実はうまくいっちゃうんですよ。
もくじ
毎月1回、4年以上続いているイベント
滋賀県彦根市の明はり灸院で4年以上続いているイベントがあります。速読などの脳トレで頭から、太極拳のベースとなる身体の使い方で身体からゆるむ「ひこゆるの会」です。
ゆるキャラ代表の「ひこにゃん」の聖地で開催しています。
今回は、先日ひこゆるの会で体感した「ピクリとも動かない腕」体験についてです。
何にもしていないのに、動きません
腕をこんな風に曲げた状態 (写真参照)でセットし、男性に曲げたり、伸ばそうとしてもらいます。しかし、私の腕は、ピクリとも動かいないのです。
その時の私の感覚はというと・・・
「えっ?何にもしていないいですけど・・・」
そう、力も何も入れていない。なんならそこに意識を向けていない。実はこの2つがポイントなのですが、今までは、
動かないように必死で力を入れて・・
なんてやっていたわけです。
ちなみに、必死に力を入れると、曲げられたり、伸ばされちゃいます。
「こんなんでいいの?」
まさに、腕を持たれた私の感覚が「こんなんでいいの?」です。だって、なんにもしていませんから。
今まで必死に頑張ってきた私たちにとって、腕が曲がらないように、力を入れて踏ん張るなんてことはぜず、全然必死にやっていないわけです。
その方が曲がらないってどういうこと???
それは、今までと異なるシステム回路を使っているからです。
なので、キツネにつままれた感覚なのですが、分かっている方に
「それでいいんですよ」
と言ってもらえると、
「それでいいんだ」
と分かり、自分の新しいシステム回路を使えるきっかけになっていくのです。
他でも体感していたこの感覚
私は、速読のインストラクターもしているのですが、こちらでも同じようなことを体験していました。
速読の体験を受けてくださった方が、自分では速く読めた感覚がないのに、文字数が増えていて、頭をかしげることがあります。
「こんなんで速くなっているなんて、ウソだ!!」
ぐらいの勢いです。
「全然力を入れていないのに、腕が動かないなんて、ウソだ!!」
みたいな感じです。
でも、現実は、数字が増えているし、腕は動かない。新しいシステム回路を使っているから、自分では信じられないんですね。
そこは、素直に受け入れてみると、使えるシステム回路が広がりますよ~。そうすることで、できることがどんどん増えていきます。
パフォーマンスアップにつながるわけです。
まずは力を抜いて、ゆるむところから始めてみてください。
力を抜いて、リラックス。ついつい力が入ってしまう方に、力を抜いた感覚を体感してもらえる「リラックス講座」。一度お試しください。