第二チャクラ

こんにちは。
ヒーリングの講師を担当のAkaneです。

今回は、第ニチャクラであるスヴァディシュターナについて、色々と参考にさせて頂きながら述べさせて頂きます。


第ニチャクラ:サンスクリット語スヴァディシュターナ(甘さ)
マントラ:VAM バーム
インドの神、女神:ブラフマ、ビシュヌ、ラーキニー
インドの動物:半身がワニと魚の伝説の生物、マカラ
色:オレンジ、金
音:D ファEフラット(Dシャープ)
周波数:412Hz
主題:相互関係、暴力、中毒
エネルギー機能:性的エネルギーの変換
肉体上の位置:仙骨の上部、臍の下
関係する背骨の位置:第一腰椎 
生理学的機能:泌尿生殖器
内分泌腺:副腎、卵巣、精巣
体等の部位:性器、膀胱、循環器系、前立腺、子宮
活動:排泄 
感覚:味覚
内なる局面:感情
人生の課題: すべての生物との意味ある関係を求める
肉体的行動:生殖
精神的行動:創造
情緒的行動:喜び
霊的行動:熱意
肉体の機能障害:男性の不能、不感症、膀胱と前立腺の病気、腰痛
情緒の機能障害:不安定な性欲、情緒不安定、孤独感
食物:液体
発達年齢:8歳から14歳
惑星:金星、水星
金属:銅、水銀

パラマハンサ・サッチャナンダ氏による第二チャクラのシンボル説明

シンボルの内に無意識的、形のない、分析されえないカルマであるワニの一種がみられ、ワニの外側に花弁をもった円があり、内側には幾何学的図形を内にもった円があります。
それらは、ワニは無意識的生の幻影を運ぶ乗り物であるとされます。
第二チャクラの神はブラフマであり、創造神である一方、ヒランヤ(黄金)・ガルブハ(子宮)でもあります。そこから一切の創造、顕現が生ずるとされています。
女神は、サラスヴァティであり、知識の女神と植物の女神であるラキニイでもあります。よって、第二チャクラを目覚ますには、菜食者になることが肝要であるとされ、植物の世界によって守られていると考えられています。
花弁は六つで朱色、各花弁の上の文字はLam、Ram、Yam、Mam、Bam、Bhamの音の振動を表します。
このチャクラの原理は、水であり視覚的に示すヤントラ(神々の姿を幾何学的に描いた図形)は白色の三日月であるワニの内外の二つの円で示されている部分になります。
ビジャマントラ(種子真言、自然なエネルギーをシンプルな形で表現した音)は、Vamです。



図18 Paramahans Satyananda Saraswati(1976)"Tantra of Kundalini Yoga" 



チャクラの各状態が及ぼす心身の影響

・チャクラのバランスが崩れて開きすぎている場合

情緒不安定になります。夢想家で嫉妬心が強くなり、人を操ろうとします。性におぼれる傾向が出てきます。人間関係を性的な側面でしか考えず、相手を性の対象としかみない傾向になります。
対応する元素が水であるように、とても移ろいやすい性質があります。バランスが崩れると大腸炎、過敏性腸炎、膀胱がん、子宮体がんや子宮頸がん、前立腺炎、腰痛等があらわれます。

・滞っている場合

感情の中でも出ていなかった古い感情が留まり、下痢や便秘になりやすくなります。また、疲れやすく、だるさを感じます。表現力が乏しく、自分に厳しくなり、理由なく罪悪感がある状態で、素直に楽しんだり、心地よい状態になれません。
食べ物や性にのめりこみ、混乱や嫉妬、妬みや物欲や物質的富を望む傾向となります。

・整っている場合

人生への情熱があり、人生を楽しむものと考えることができます。感覚が研ぎ澄まされ、愛情を目覚めさせてくれます。感情を素直に表現でき、創造的にもなります。
寛容で他人との調和ができ、人との意見を大切にし、新しい考えに変化させ、取り入れる力があります。


本山博氏の実体験より第二チャクラを活性化させると、正夢をみたりテレパシーのようなESP能力、願望実現が自然と叶いだした反面、物音に敏感になったり、感情の振れ幅が大きくなったりもされたようです。
第二チャクラは、腎臓、膀胱等の泌尿器系、副腎や生殖器系の機能をコントロールするということから、中医学の木火土金水の水の腎臓の恐れという感情があてはまることから、活性化し過ぎると同時に腎臓に異常があらわれるようです。


第ニチャクラを活性化する方法

実践方法

頭からつま先まで身体の力を抜き、リラックスしていくとチャクラが活性化されます。
その力を抜いた状態から、

①あぐらや椅子に座ります。
②へそ下、丹田又は仙骨のどれか一つの位置に意識をおきます。
③その位置に意識をおきながら、息をゆっくりと吸い下腹を膨らませていきます。
④息がこれ以上吸えなくなりましたら、息を少し止めて丹田に集中します。
⑤丹田の位置に意識をおきながら、息をゆっくり吐いていき、下腹を凹ませます。

以上、③から⑤を繰り返し行います。


他の方法として第ニチャクラに共鳴する石、アロマオイル等によって活性化もされます。

影響を与える石:エメラルド、カーネリアン、ゴールデントパーズ、サファイヤ、シトリン、ファイアオパール、ブラッドストーン、ムーンストーン、メノウ
等があり、第ニチャクラ付近に石を配置する方法もあります。

エッセンシャルオイル:イランイラン、カルダモン、クラリセージ、ジャスミン、ジュニパーベリー、サンダルウッド、ブラックペッパー、ローズ、シナモン
等があり、アロマオイルで芳香浴等をして活性化されるようです。

第二チャクラのバランスを整える楽器は、ヴィオラ、ギター、リュートになります。



参考文献

パトリシア・マーシア(2002)『チャクラを活かす』産調出版 
Paramahans Satyananda Saraswati(1976)
“Tantra of Kundalini Yoga" 
本山博(1986)『チャクラ・異次元への接点』
リズ・シンプソン『チャクラヒーリング』ガイアブックス
(2002)『チャクラの本』フィラ・プロジェクツ 





この度もお読み頂き、ありがとうございました。
来月もまたチャクラについて書かせて頂きます。


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