ジャッチせず、ありのままを見るとは。書籍インナーゲームより②
書籍「インナーゲーム」の内容からお届けする第2弾です。前回は、リラックスの中での集中として、リラックスの大切さを書きました。
今回は、「ジャッチしない」ということについてです。ジャッチしないことは、リラックスすることにも繋がると思いますが、大人はついついジャッチしてしまうんですよね。
もくじ
私たちはどうやって歩けるようになったのか!
私たちは、自然と歩けるようになったと思います。子どもを見ても、自然と歩けるようになるし、話せるようになりますよね。
物事の習得には、それが自然で一番良いみたいです。ということが、インナーゲームには書かれております。
しかし、大人になると、右足はこう、左手の振り方はこう、と正しいやり方に縛られてしまいます。そして、そのようにできないと「ダメだ」「もっと練習しないと」となっていきますよね。
そうじゃない方が素早く上達できるとのこと。そうは言ってもついつい「やり方」を求めてしまいますよね。
ただただ受け入れてみる
やり方を求めた場合、できてる、できていないと判断が入ってしまいますよね。それをこちらの本では、「判断癖」「裁判癖」と言っています。この癖ありますよね・・・・。
この癖をやめるだけでも、上達の仕方が違うらしい。
「ありのままを見る」
本には今の状態を感じ取るのみで、テニスのバックハンドが上達した例も載っています。不思議なことに、そこには、何の教えも存在していない。コーチはただただ自分のスィングを感じるだけだと言い、それを鏡を見て、観察して本人がラケットが上がりすぎていることを認識したら、下げて振ることができ、生涯の難問と言われていたバックハンドが10分で矯正できてしまったのです。
このように、ありのままを見ることができ、そこにジャッチがはいらなければ、上達してしまうのです。
この感覚は、ちえぞうは速読で体感しています。速く読めた、読めなかったことに一喜一憂せず、ただただ今日の状態はこうなんだ、と感じるのみで、それをふまえ、どうなりたいかを意図する、そうすると、レッスンの最後には、9割以上がその意図した状態(例えば読める文字数や自分の状態:頭がスッキリしているなど)になっているのです。
そんなことをレッスンで繰り返していくと、ちゃんと速く読めるようになっている。なぜなら、それは、もともと私たちが持っている能力だからです。
この本では、テニスについての事例で書いてありますが、速読でもあてはまり、ということは、なんでもあてはまるだろうということは、カンタンに予想できちゃいますよね。
身体の状態もただただ受け入れてみませんか?
ちえぞうがやっっているリラックス講座では、「感じる」ことをやっています。力を抜いたときや呼吸をしているときの自分の身体の状態を感じてみる。
感じることで、身体がゆるみ、本来の力が発揮される。
感じることで、なぜ身体がゆるむかは、「考えないから」です。感じると考えるは相反するもの。感じている時は思考は止まります。そう、ジャッチしないんです。
まずは感じる練習からしてみるのも良いですよ。「感じる」が分かるリラックス講座おすすめですよー。
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