「チャクラ」について。

こんにちは。
ヒーリングの講師をさせて頂いております。
Akaneです!

今回は、色々と参考にさせて頂きながら、ヒーリング基礎講座の中で少しふれています「チャクラ」について述べさせて頂きます。

チャクラとは、サンスクリット語で「円・円盤・車輪」という意味であり、チャクラという言葉は、インドで紀元前一〇〇〇年頃から紀元前五〇〇年頃に編纂された聖典『ヴェーダ』の中で、ヴィシュヌ神(世界を維持・守護し、悪魔を滅ぼす神)、が四本の腕にチャクラと蓮の花、棍棒、法螺貝を携えて地球に降りてくると記されています。
また、六世紀頃のヨーガ聖典『ヨーガ・チェーダマニ・ウパニシャッド』の中で、「臍(第三チャクラ)において宝珠の如き光ある円盤」と、チャクラが円盤・車輪のような形をしていると記されています。
チベット語では、「コルロ」、中国では漢訳され、「輪」とされています。
一七世紀頃のベナレス地方のタントラ行者が実際の著者とされているハタヨーガの古典『シヴァ・サンヒター』、シヴァは、シヴァ神(再生と破壊の神・アディヨーギーシヴァとも呼ばれ、瞑想やヨーガの守護神)このサンヒターとは、概論を意味し、シヴァ神が述べるヨーガの概論といった経典でありますが、この『シヴァ・サンヒター』の中で、チャクラは「パドマ(蓮華)」と呼ばれ、七つの「パドマ(蓮華)」について述べられているようです。


この七つのチャクラは、身体の各七つの場所にあります。身体の下から尾てい骨付近(ムーラダーラ、第一チャクラ)・臍下付近(スヴァディスターナ、第二チャクラ)・胃の付近(マニプラ、第三チャクラ)・心臓付近(アナーハタ、第四チャクラ)・喉付近(ヴィシュッダ、第五チャクラ)・眉間付近(アジナ、第六チャクラ)・頭頂部(サハスラーラ、第七チャクラ)になります。

このチャクラは、車輪のように回転(人間の目と脳では検知できない速さ)しながらプラーナ(氣、エネルギー)が絶えず出入りし、宇宙エネルギーを大地へ解放するものと、大地からのエネルギーを宇宙へと解放するという天と地を繋ぐ役割もあるようです。また、感覚や感情、思考等も出入りしているとも言われています。チャクラは、魂と肉体の結びつきを象徴し、身体の内分泌系と対応していて、七つのチャクラそれぞれが違った波長で共鳴しています。
七つのチャクラのバランスが整っていれば、それぞれが対応する身体の部分を上手く機能させ、チャクラののバランスが崩れると、正常に機能せず滞ります。すると、精神的、生理的な色々な面で心身共に不調が出ます。

チャクラは、身体の中心線上にあるものと、身体を取り巻くオーラのエーテル体、アストラル体、メンタル体等の各層ごとにエーテル体チャクラ、アストラル体チャクラと存在しているようです。

チャクラの色ですが、先程の経典『シヴァ・サンヒター』の中で、チャクラの各色は、述べらていおらず、近代神智学のチャールズ・ウェブスター・レッドビータ氏が、一九二七年の著作で、七つのチャクラの色と虹の七色を関連付けたとされています。
現在の七つのチャクラの色は、第一チャクラ・赤、第二チャクラ・オレンジ、第三チャクラ・黄、第四チャクラ・緑、第五チャクラ・青、第六チャクラ・藍、第六チャクラ・紫になります。

イギリスのヒーラー、ベティ・シャイン氏『スピリチュアル・ヒーリング2』の著作の中で、第一九章あるグルとの対話で、山の奥深くの洞窟で生活されている聖者(師、グル)に、数名で会いに行かれました。グルから皆にしばらく目を閉じて、そして、開けるように伝えられた後に目を開けると、その場にいる皆の七つのチャクラが目で見え、渦巻き状になっていて、また、人それぞれ七つのチャクラの色が異なっていて、その違いをグルは、人によって冷静のレベルが異なるからだと仰ったようです。
確かに前回の記事でオーラを視て頂いた際の画像でチャクラの色も必ずも現在の各チャクラの色とされているものと当てはまったものではない色でしたので、人それぞれ違う色なのかもしれません。
チャクラが活性化されるとより輝きは明るく、大きくなっていくようです。

次回、またチャクラの続きを書かせて頂きます。
この度は、お読み頂き、ありがとうございました。

来月からヒーリング基礎講座を開始予定です。
皆様、ぜひ、ご参加お待ちしております。
宜しくお願い致します!