子どもが遊ぶのには訳がある

子どものこと好きだった遊びは何ですか?
公園へ行くと、日が暮れるまで、ブランコに乗っていませんでしたか?時間を忘れて砂場で遊んでいませんでしたか?
実はこれ、私たちの発達に必要なことだったのです。

ひこゆるの会のスペシャルな一コマ

毎月恒例の彦根でゆるむ「ひこゆるの会」
身体と脳からのアプローチをして「ゆるむ」体感をしていきます。
まず、ゆるんだ状態を知るところからしていくことで、自分の状態をよく知れます。
そして、ゆるんだ方がパフォーマンスが上がることを体感もできます。例えば、脳からのアプローチで行っている速読。

速く読もうとするよりも、ゆるんだ状態で読む方が、読める文字数が格段にアップするのです。
この会にはランチタイムもあります。糖質オフのケトン食を頂きます。

そのランチタイムに、明はり灸院の院長がいろんな分野の先生の発表で、その中でも、おもしろかったものを見せて頂きました。
それは、幼児教育に関わっている先生のお話。
もう子育てが終わってしまったちえぞうにとって、後悔する内容でした・・・。

公園で遊ぶのにも意味がある

ブランコや砂遊びなど、子どもは大好きですよね。自分も子どものころは、時間がたつのも忘れて、遊んでいました。暗くなってもブランコを漕いでいたりもしました。

それって、先生のお話によると、自分の感覚を発達させるのに必要なことなのだそうです!
必要だから、時間を経つのを忘れてやっているんです。現に、大人になったらブランコで遊び続けることはしませんよね。それは、必要な感覚が発達したから、もう遊ぶ必要がないからだそう。
なるほどー!!と一人で納得していました。

それを知っていたら、母親になって

「もう終わりにして、早く家に帰ろう」とか
「汚れるからやめなさい」なんて声かけをしなかったかもしれません。

子どもは、成長に必要なことを分かって本能的にやっているのですね。

日本と外国との教育の違い


先生のお話の中には、外国の小学校低学年の教室の写真もでてきました。

「日本との違いはどこですか?」
先生と子どもたちが、円になっている。そう、同じ目線です。

日本の小学校は、先生が教壇に立ち、1人対子どもたち、という構図ですよね。
まず、そこから違うのですよ。
そして、席にじっと座っていられない子は、○○と病名を付けられ、薬で抑えられる。それで、座っていられるようになって、良くなった、と言われるけれど、それは、薬で動きを抑えているだけです。根本的な解決になっていないし、動くのは、先ほどのように、発達に必要なのです。それを薬で抑える方が、問題ですよね。
今から3,40年以上前は、クラスに一人や二人、ウロウロ動き回る子がいたと思います。先生も周りの子もその子を受け入れていましたよね。いつから○○障害なんて言葉が出てきたのでしょうか・・・。

子育ては個育て

発達の段階もそれぞれ、座れる子もいれば、座れない子もいる。でも、座れない子も必要な発達が終われば、座れるようになるんです。

先生は子育てを「個育て」と言っていました。「個」大切にしていきたいですね。
そして、本能的に何が必要なのか、私たちの身体はちゃんと分かっているんだなとも思いました。
そういう意味では、子どもは天才ですね。大人が邪魔をしないようにしていきたいものです。

いろんな学びが詰まっている「ひこゆるの会」一度遊びに来てみてください!
基本的には第2日曜日にやっています。
ちえぞうは、脳をゆるめる担当と身体のリラックス時間を担当しています。
あと、ランチに出す、手作りおみそのお味噌汁と自家焙煎のコーヒーも担当していますよ。